馬事産業の足跡をたどる

馬事産業の足跡をたどる

はじめに

外山牧場時代、西洋牧場を導入し創成期を導いた一條牧夫場長。日本の馬事畜産を飛躍的に開花させた外山御料牧場初代の新山荘輔場長。御料牧場閉場後の馬事産業を引き継ぎ岩手県の種畜場の発展に貢献した板垣耕三場長。御料牧場閉場後、宮内省にかけ合い外山神社を創設し「駒踊り」の郷土文化を導入して下さった足澤勉場長。私の知らない四人の歴代場長の功績を伺いました。

その後、偶然にも不思議な御縁で四人の歴代場長の御孫様・御子息様と巡り合う事ができ、外山の貴重な歴史情報を得る事が出来ました事、心より感謝いたします。個別でお会いし伺った内容が、様々な面で共通点があり、四人の場長は生前知り合いだった事を確信いたしました。是非一度、「日本の馬事・畜産業に貢献した外山歴代場長のご子孫様を、お引き合せをし、御一緒に外山にお連れしたい」というのが、私の念願でもありました。

今回その念願が、かなう事となりました。かつての活気ある外山を取り戻す為にも、道中先人のお話を伺いたいと思っております。当時は、9時30分~10時の間でお迎えに参りますので宜しくお願い致します。なお、盛岡市内の下界は秋ですが、外山は標高800mの高原地帯につき冬目前で、かなり寒いと思われますので、必ずジャンバー等の上着をご用意下さいます様、宜しくお願いします。

1.探訪日時平成26年9月17日(水) 午前10時頃~16時頃まで(予定)
2.当日の予定コース・スケジュールは別紙参照(2枚)
3.懇談会平成26年9月17日(水) 午後18時~
4.会場ホテルルイズ地下1階 日本料理 開運亭
5.会費4,000円(昼食代は別途)

歴代場長のご子孫様と巡る
外山探訪のスケジュールについて

1.探訪日時

平成26年9月19日(水)雨天の場合、姫神山の山頂が見える雨天の場合は決行。(姫神山の山頂が見えない場合は、歴代の場長に関連した盛岡市近郊の施設をご案内)

2.探訪コース・スケジュール

9:20~10:00 一條様宅、下田様宅、足澤様宅の順にお迎えに参ります。

10:00発 盛岡駅 ⇒ 明治橋≪車内≫(10分)

●明治23年 上野~盛岡駅開通 ●小岩井農場の創立者:井上 勝について

10:10着 盛岡八幡宮【車外】(15分)

●明治9年 明治天皇のご巡幸・大正時代の地図をもとにコース説明

10:25発 盛岡八幡宮⇒ 馬検場⇒ 盛岡劇場⇒ 八幡通り⇒ 旧盛岡銀行付近(15分)

①馬事関連コース/途中下車あり

10:40着 岩手公園(南部城跡地)と菜園周辺【車外】(10分)

・盛岡農学校(現:盛岡農業高校跡地)

10:50発 岩手公園⇒ 本町通り(御料牧場ご用達商店)⇒ 盛岡中学・旧盛岡高等農林⇒ 黄金競馬場跡地⇒ 茨島牧場跡地⇒ 種畜跡地⇒ 滝沢駅⇒≪車内≫(45分)

②馬事関連コース/途中下車あり

11:35着 日戸・常光寺 【車外】(10分)
13:45着 昼食後、蛇塚 外山御料牧場 / 旧種畜場本場跡地(【車外】25分)

●大正7年~11年の御料牧場時代  ●大正12年~昭和12年の種畜場時代●戦後、昭和23年から始まった食糧開拓(第三次開拓) ●宮沢賢治の詩 「浮世絵 北上山地の春」「北上山地の春」 ●開拓史人「伊藤勇雄」について

14:10発 蛇塚⇒ 岩洞湖レストハウス⇒ 家族休暇村≪車内≫(35分)

●御料牧場・種畜場時代後の外山

14:45着 家族休暇村【車外】(10分)

●岩洞湖・県立自然公園について  ●21世紀遷都論について

14:55発 家族休暇村⇒ 天峰山9合目≪車内≫(20分)

●塩の道の宿屋

15:15着 天峰山9合目(5分)

●「ローマの道」同様、御料牧場中心に繋がる多くの道

15:20発 天峰山9合目⇒ 盛岡市内≪車内≫(40分)

(時間にかなりの余裕があった場合、大志田街道で盛岡市内へ)

16:00着 盛岡市内

・新山様、ルートインにチェックイン

16:30~18:00  ホテルルイズ1階 喫茶で休憩を兼ねて歴代場長と会談
18:00~ ホテルルイズ地下1階 日本料理 開運亭

盛岡市議会委員・盛岡市役所職員と懇談会 ※ 懇談終了後、各自解散になります。

※ルート上、舗装されていない悪路を通行する場所がございますのでご了承の程宜しくお願いします。
※くれぐれも外山は標高800mの高原地帯で、冬目前ですので必ず上着のご用意をお願いします。
※日戸の常光寺以降トイレはありませんが、小の場合いつでもOKですのでお声をお掛け下さい。

探訪実施日:2014年9月17日 /
探訪メンバー:一条八平太氏、新山春一氏、足沢至氏、下田靖司(歴代場長)、中村辰司氏(私)