外山牧場の歴史 1– category –
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外山牧場の歴史 1
第1次開拓期
藩制後期から明治9年外山牧場開牧 土地を奪われた開拓移民から日本の威信を背負う開拓移民へ 盛岡市から約28㎞、町村・岩洞からは約10㎞の中央の位置にある広大な外山の... -
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① 事の始まりは岩倉使節団
明治4年 日本から欧米諸国に派遣した大使節団 戊辰戦争が終結し内乱が収まり。明治4年7月明治政府が中央集権化のために廃藩置県(藩を廃止し県を置く)の政治変革が行わ... -
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② 大久保利通の政策
明治政府は、欧米諸国が東アジアに勢力をのばしていることに危機感を強めていました。そこで、政府は「 富国強兵 」というスローガンを掲げ、 産業の発達と軍事力の強化... -
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③ 外山牧場開牧(明治9年)
はじめに 藪川地域は薮川町村、薮川岩洞、薮川外山の三つの地区に分けられています。「南部牛追いの道」旧小本街道で栄えた町村・岩洞と「牧場開拓 馬の道」新小本街道... -
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④ 大日本帝国憲法と外山牧場
日本の馬政・牧畜と獣医・農学をけん引した藤波言忠と新山莊輔 藤波言忠侍従との出会いと欧米視察 『下総御料牧場 第五代場長 新山莊輔氏を語る』著:新島新吾 藤波 言... -
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⑤ 御料牧場の誕生(下総・新冠)
御料牧場誕生までの経緯 お雇い外国人を招き入れ、全国に牧場創設を政府が後押し民間が運営を試みるも、知識が乏しく動物と気候が相手で牧場運営が難しくの一向に近代化... -
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第2次開拓期(外山御料牧場開牧)
御料牧場の「御料」とは? 天皇や貴人が使用する物。(衣服・器物・飲食物など)「御料地」「御料所」の略。天皇・院に関する「ため」の意の尊称。他、「御料車」「御料... -
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⑥ 外山御料牧場と馬政局(明治)
歴史の暗と明 はじめに 皆さんは、戦争の事、馬の事を何処まで知っているでしょうか?宮沢賢治が保阪嘉内に宛てた手紙から外山の歴史探訪がはじまったのですが、恥ずか... -
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⑦ 外山御料牧場から種畜場へ(大正~昭和)
歴史の明(馬事畜産の文明開化) 明治45年(1912)7月30日 明治天皇が61歳でご崩御。第三皇子の大正天皇が即位しました。大正天皇は病弱でなおかつ脳に障害があったと... -
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⑧ 外山牧場と戦争(戦火の馬)
防衛から攻防へ 昭和12年(1937) から始まった日中戦争は、昭和15~16年(1941~42 ) の東南アジアへの侵攻、さらに太平洋戦争(第2次世界大戦) へと拡大し、昭和20年(1945)... -
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⑨ 歴史が封印された理由
大日本帝国敗戦 GHQによる改革 敗戦後の日本はアメリカを主体とする連合国軍総司令部(GHQ)の占領を受けることになった。マッカーサーを司令官とするGHQは日本の民主化... -
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⑩ 現在の御料牧場
現在の御料牧場の主な目的 天皇家の日常の食事や晩餐会などの公的な食事のための食材を提供する。 儀式のパレードや、在日大使が着任時に皇居に挨拶にあがる際の馬車用...
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