外山開牧百年祭の式典にて
昭和51年8月17日 私が12歳の時に開催された「外山開牧百年祭の式典」。体育館で行われていたつまらない式典よりも、学校に通じる道路を埋め尽くしている様々な屋台の出店が気になっていて早く終わらないかと思っていた事を子供心に覚えています。
式典後、自宅に帰り百年史を開くが難しそうな内容だったので冒頭の写真ページをペラペラ見ただけでそのまま本棚に直行。以来、玉山村薮川外山→盛岡市津志田→神奈川県川崎市高津区→東京都世田谷区(4か所上馬・野沢・下馬・深沢)→茨城県古河市と引っ越しの度、常に私の本棚にあり。22年間34歳になるまで、一度も百年史は開かれることはありませんでした。
『外山開牧百年史』の表紙を開いた時から、ベールに包まれていた外山の歴史の扉が開き、私の知らない外山の歴史探訪の幕が上がりました。この時は半生をかけた修行と苦行の旅になるとは知らずに……。