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外山牧場の歴史 2
① 武者小路 実篤「新しき村」
理想郷を目指して 武者小路実篤とその同志により、理想郷を目指して1918年(大正7年)、宮崎県(旧日向国)児湯郡木城町に開村された。1938年(昭和13年)にダムの建設... -
外山牧場の歴史 2
② 藤原 嘉藤治
宮沢賢治の親友 藤原嘉藤治について 明治29年賢治と同じ年に紫波町水分に生まれた嘉藤治は、岩手師範を卒業後小学校訓導をしながら熱心に西洋音楽普及活動を行っていま... -
外山牧場の歴史 2
③ 伊藤勇雄 小伝
誕生 「私はラテンアメリカの中に新しい文化を、新しい田園と都市を、未来の人間生活のモデルをつくりたい。そのための教育もやりたい」と所信を表明し、昭和四十三年(... -
外山牧場の歴史 2
④ 高村 光太郎
開拓に寄す 岩手開拓五周年、二万戸、二万町歩、人間ひとりひとりが成しとげたいにしへの国造りをここに見る。エジプト時代と笑ふものよ、火田の民とおとしめるものよ、... -
外山牧場の歴史 2
第3次 戦後の食糧開拓(極寒の地で闘った開拓民)
戦時中の緊急開墾の頓挫 昭和19年(1944)戦争末期の食糧増産が急務になった政府は「一坪の土地も無駄にするな」と未利用地活用運動展開します。初夏の6月、中央政府の... -
外山牧場の歴史 2
佐藤 圭(顕彰碑建立にあたって)1
開拓の想い出の記 入植された方々の寄稿文 汗と涙で綴る想い出の手記 私が外山に初めて来たのは、昭和二十七年八月のお盆の時である。現矢巾町に叔母の墓参りに来た時... -
外山牧場の歴史 2
佐藤 圭(顕彰碑建立にあたって)2
開拓の想い出の記 入植された方々の寄稿文 汗と涙で綴る想い出の手記 五十二年頃から缶コーラやジュース缶の自動販売機が普及し、県道わきに空き缶が目に付くようにな... -
外山牧場と産業
馬事産業の足跡をたどる
はじめに 外山牧場時代、西洋牧場を導入し創成期を導いた一條牧夫場長。日本の馬事畜産を飛躍的に開花させた外山御料牧場初代の新山荘輔場長。御料牧場閉場後の馬事産業... -
外山牧場の歴史 2
深沢 勘一(薮川そば 主の記録)1
偉人 伊藤勇雄氏と私 私などが伊藤さんのことをどうこう言えるような者でないことはよく分かって居りますが、私の生きた証しを記するに当たり、どうしても伊藤さんにつ... -
外山牧場の歴史 2
深沢 勘一(薮川そば 主の記録)2
外山開牧百年史編集の始まり 昭和四十七年(一九七二年)のことだったと思う。私は家の周りの桜の花が散る風の強い日、冬期分校の前のデントコーン畑の周りの木棚修理をし... -
外山牧場の歴史 2
深沢 勘一(薮川そば 主の記録)3
外山節の起源について 私は昭和二十七年に外山入植して以来、外山の歴史として残っているものがないのを常に遺憾に思い、なんとしてでもこれを詳らかにしなればならない... -
外山牧場の歴史 2
川村 竹治(入植の想い出)1
入植前の経緯と決心まで 大東亜戦争も終わり世の中は落ち着きを戻しつつ何とか平和の安堵感を持つ頃、昭和二十一年春旧徳田村立国民学校の八年間の学校生活の課程を修了...